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~ワードプレス関連~

HDD を Windows と mac の両方で使うためのフォーマット方法

      2020/04/25

BUFFALO HDD

mac から Windows へデータを移動させるために、buffalo の HDD にデータを移そうとしたら、最初にWindows側でHDDの設定をしたので、ハードディスクがWindowsのみに対応するファイルシステムになっていました。

ファイルシステムがmacに対応せず使えなかったので、mac と Windows の両方で使える HDD にするべく、フォーマットをかけて再設定したいと思います。

Windows10でHDDをフォーマット

windows10

Windows10でHDDをフォーマットしたいと思います。
まず最初に、フォーマットを実行すると、すべてのデータが消去されるので、
HDDに入っているデータをWindowsのドライブに避難移動させます。

HDD フォーマット前
データを避難させたら、エクスプローラーで接続しているHDDのドライブ(E:)を右クリックします。
HDD フォーマットの準備
右クリックすると、項目の中に【フォーマット(A)…】があるので、選択します。
すると、以下のように現在、設定されているファイルシステムなどのプロパティが表示されます。
HDD フォーマット変更前のプロパティ
では、順番に変更していきます。
まず、【容量】は一択なので、【そのまま】にします。
次に、ファイルシステムを【NTFS】から【exFAT】へ変更します。
ファイルシステムの変更

ファイルシステムの exFAT は、mac・windows ともに対応しているのですが、古いOS(windows xpなど)には対応していないので注意が必要です。

次に、アロケーションユニットサイズを設定します。
アロケーションユニットサイズの変更

アロケーションユニットサイズについて

アロケーションユニットサイズは、ファイル管理の最小単位
ハードディスクにファイルを保存するとき、そのファイルが一定以上の容量をもつ場合は、複数に分割して保存されます。
例えば10KB(キロバイト)の容量をもつファイルを保存するとします。このときファイルは、4KB(バイト)、4KB、2KBの3つに分割して保存されることになります。
アロケーションユニットサイズは、Windows XPやWindows Vista、Windows 7など、現在よく使われているバージョンでは、4KB(4,096バイト)が標準となっています。

先ほど例に挙げた「10KBのファイルを保存すると、3つの区画に分かれて保存される」というのは、4KB+4KB+2KBで、3つのクラスター(合計12KB)を使って保存されることになります。

このとき3つめのクラスターは、4KBある容量に対して2KBしかデータが保存されていません。こうしたクラスター容量にムダが生じることを「クラスターギャップ」といいます。

クラスターギャップが増えるほど、ハードディスクの使用できる容量は少なくなります。クラスターギャップを最小限に抑えるには、アロケーションユニットサイズ(クラスターサイズ)をできるだけ小さくすることです。

但しアロケーションユニットサイズを小さくすると、今度は大きなファイルを保存するときに細かく分かれ過ぎてしまい、読み書きスピードが遅くなったり、ファイルの断片化が生じやすくなります。
引用元:知っ得!パソコン塾

以上を要約すると、アロケーションユニットサイズが大きいと、保存する際に無駄が生じやすいが、小さいとファイルの断片化しやすくなるらしい。
基本的には「標準のアロケーションサイズ」のままでいいということなので、
アロケーションユニットサイズ】は、【標準のアロケーションサイズ】にします。
設定完了
最後に、クイックフォーマットですが

クイックフォーマットについて

「通常のフォーマット」と「クイックフォーマット」では何がどう違うのでしょうか?

例えば、通常フォーマットを実行するとデータの管理情報の部分にある領域を消去します。そのため保存してあったデータは、記録されたまま情報です。ですが、パソコンからはデータ領域に直接アクセスできなくなります。見えなくなるので消去したと思うのですが、実際には残っているわけです。それに加えて、「通常のフォーマット」の場合、ハードディスク内にあるクラスターやセクターなどの不良領域のチェックします。

万が一、不良領域があった場合、その箇所にチェックを入れることで、そのあとにデータを読み込みと書き込みを出来ないように再構築します。

では「クイックフォーマット」は何を行うのかと云えば、「通常のフォーマット」とは違い、不良領域のチェックは行いません。何故なら、このチェックには非常に時間がかかり、ハードディスクの容量や状態にもよりますが、数時間かかることが普通で、酷い場合には中には1週間ほどかかるケースもあるからです。

この時間がかかる作業を省力することで、時間を大幅に短縮することが出来るのです。
そのため、「クイックフォーマット」では、エラーチェックを一切、行わずに管理領域の情報を消去するだけです。

このように、「通常のフォーマット」と「クイックフォーマット」では、かかる作業や、その後のハードディスクの状態が大幅に変わるわけですが、どちらもデータが記録されたままであることには変わりはありません。
引用元:ハードディスク データ復旧会社比較

要約すると、不良領域を実行する前にチェックするのが「通常のフォーマット」、しないのが「クイックフォーマット」で後者にデメリットがあるわけではなさそうです。
なので、【クイックフォーマット】にチェックを入れます。
設定ができたので、【開始】をクリックします。
フォーマット開始前の確認
製品やOS、処理速度にもよると思いますが、私の環境では5秒程度でフォーマットが完了しました。
フォーマットが完了
HDDの中を見てみると、空の状態です。フォーマットする前のアイコン用のファイルやらも消えてすっきりしました。
フォーマット完了後のHDD内

macからwindowsへデータを移す

OS X El Capitan
macのOSは、【OS X El Capitan】でWindowsのOSはwindows10です。
macにHDDを繋ぎ、ファイルを放り込んでみました。ちゃんとファイル移動が出来ました。
次にWindowsへHDDを繋ぎ、動作を確認。ファイル移動できました。
Windowsとmacの両方を持って見える方は、購入時にHDDのファイルシステムを【exFAT】へ変更することをおすすめします。
今回は、HDDの中に大きいデータを入れていなかったのでデータの避難に時間がかからなかったですが、
ファイルを貯めたHDDのデータ移動は膨大な時間を浪費するので、私は今度から直ぐにフォーマットしたいと思います。

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