【WordPress/SNSランダム自動投稿プラグイン】どれがいいのか?上位4件を徹底比較!
2020/04/25
SNSランダム自動投稿プラグインの比較
SNSランダム自動投稿とは、WordPressの古い投稿を定期的にランダムにSNSへ再配信することが出来るプラグインです。
- 人気があるのがどれか分からない。
- 機能の違いは何?
- 使いやすいプラグインが知りたい。
インストール数+レビュー数を加味した4件で機能・操作性を徹底比較していきます。
4件は以下の通りです。インストール後の設定方法、使える機能、対応しているSNSを確認します。
評価(インストール&レビュー数&レビュー平均点)の比較
[fusion_builder_container hundred_percent=”yes” overflow=”visible”][fusion_builder_row][fusion_builder_column type=”1_1″ background_position=”left top” background_color=”” border_size=”” border_color=”” border_style=”solid” spacing=”yes” background_image=”” background_repeat=”no-repeat” padding=”” margin_top=”0px” margin_bottom=”0px” class=”” id=”” animation_type=”” animation_speed=”0.3″ animation_direction=”left” hide_on_mobile=”no” center_content=”no” min_height=”none”]
プラグイン名 | 作者 | 有効化済みインストール | レビュー数 | 検証バージョン |
---|---|---|---|---|
Buffer Connector - HYPESocial (Buffer My Post) | hypestudio | 1,000+ | 12 | 16.4.1 |
Evergreen Post Tweeter | Tom Ewer | 3,000+ | 17 | 1.8.9 |
Revive Old Post (Former Tweet Old Post) | reviev.social | 80,000+ | 189 | 7.3.8 |
NextScripts: Social Networks Auto-Poster | NextScripts | 100,000+ | 341 | 3.7.2 |
プラグインごとの機能比較
Evergreen Post Tweeter は次の段落で解説する導入方法で、機能しなかったことが判明し、機能比較の表からは除外します。
Buffer Connector – HYPESocial | Revive Old Post | Social Networks Auto-Poster | |
---|---|---|---|
Bufferアカウントを作成し、BufferにてTwitterへログインし、連携許可。 | プラグイン設定ページからTwitterへログインし、連携許可。 | TwitterでTwitter API Keyなどを作成し、貼り付けて連携。 | |
Bufferアカウントを作成し、BufferにてFacebookへログインし、連携許可。 | プラグイン設定ページからFacebookへログインし、連携許可。 | FacebookでFacebook App IDなどを作成し、貼り付けて連携。 | |
投稿間隔 | Bufferにて1日のスケジュールを00:00単位で自由に設定 | 時間 単位(0.5など小数点以下で分単位) | 日・時間・分 単位 |
対象の投稿となる経過日数の範囲 | ◯日前~◯日前 | ◯日前~◯日前 | ◯日前~◯日前 |
除外カテゴリー | ◯ | ◯ | ◯ |
除外タグ | × | × | ◯ |
除外投稿 | ◯ | ◯ | × |
選択できる投稿タイプ | page,post | page,有料版のみpost | page,post,その他カスタム投稿タイプ |
短縮URL | デフォルトで短縮URL | ◯ | ◯ |
アクセス解析 | Bufferにてチャートで細かく分析 | × | × |
プラグインごとの導入方法と使い方
プラグインのインストール後から、ランダム自動投稿するためのTwitterの連携とFacebookの連携を順番に設定していきます。
Buffer Connector – HYPESocial(旧 Buffer My Post)
WordPressプラグインページhttps://wordpress.org/plugins/buffer-my-post/
プラグイン公式ページhttp://hypestudio.org/
この Buffer Connector – HYPESocial は少し特殊で、他のSNSランダム投稿プラグインとはデータの送信方法が違います。
プラグイン側のインターバルとBufferアカウント側のスケジュールがあり、2つの投稿間隔があります。混乱しました。
プラグイン側のインターバルは、【Bufferへのキューを送信する間隔】で、実際のランダム投稿の間隔は、Bufferアカウントにて設定する【Schedule】で行います。
つまり、【Buffer Connector – HYPESocialプラグイン】>【Buffer】>【Twitter/Facebook】という感じで、プラグインからBufferアカウントに送信され蓄積したキューをBufferにて実行。各SNSへ配信します。この流れが Buffer Connector – HYPESocialの使い方 のどの記事を見ても分かりませんでした。
プラグインを有効化すると、HYPE Social Bufferの初期画面に移動します。
【Allow & Continue】をクリックします。
【Sign up for Free】をクリック。
Eメールとパスワードを入力し、【Create Account】。
サインアップが完了すると、Twitter・Facebook・Linkedinのボタンが表示さます。
Twitterアカウントの追加
Twitterのボタンをクリックします。
Bufferにアカウントの利用を許可しますか?が表示されるので【連携アプリを認証】。
Twitterの認証は完了しました。
Facebookアカウントの追加
Facebookのボタンをクリックします。
Facebookの連携のためログイン。
Facebookに投稿する許可の共有範囲を【公開】にして【OK】>【OK】。
Facebookページの選択します。
投稿スケジュールの設定
投稿スケジュール設定のため【Set up my Schedule】をクリックします。
「Your Timezone」を【Tokyo – Japan】に書き換えて【Looks Good! Continue to Next Step】。
【Schedule】タブの下部にある Try our Optimal Timing Toolをクリックすると、1日の投稿数を決めることが出来ます。
設定するアカウントをドロップダウンから選択。【Number of times to post each day:】で1日間に投稿する数を設定し、【Calculate times】をクリック。
1日間の投稿数は等間隔ではなく、SNSの時間別アクセス量に合わせて、反応が大きくなるタイミングで配信されるスケジュールが提案されます。素晴らしい機能です。【Replace Existing Schedule】で確定されます。
Facebookも同様に Try our Optimal Timing Toolをクリックし、Facebookをドロップダウンから選択し確定させます。
https://buffer.com/app/へ移動し、左メニューの下部にある【Developers】からデベロッパーページへ移動。
【Create an App】をクリック。
Name,Description,Website,Callback URLが必須になっているので、入力します。WebsiteとCallback URLは、同じで大丈夫です。【Create Application】をクリックします。
【Access Token】をコピーします。
【Your Buffer App Access Token】へ貼り付け、【Save/Update】にて保存します。
【Intervals】タブを開き、投稿スケジュールを設定します。
- Choose the time between your posts:Bufferへキュー送信の間隔(時間)
- Minimum age of post (in days) to be eligible for sharing:キュー送信の対象となる最低有効期間
- Maximum age of post (in days) to be eligible for sharing:キュー送信の対象となる最大有効期間
Bufferへキュー送信の間隔(時間)は、Bufferのスケジュール間隔と同等か少し多い程度がいいと思います。少ないとBuffer側にキューがなくて配信できない時間が生じます。
【Accounts】タブを開き、投稿するSNSにチェックを入ます。
【Include Categories】タブを開き、投稿するカテゴリーにチェックを入れ、【Save/Update】にて保存します。
【Post Now】にて、手動でBufferへ1回のキューを送ります。
Evergreen Post Tweeter
WordPressプラグインページhttps://wordpress.org/plugins/evergreen-post-tweeter/
プラグイン公式ページhttp://leavingworkbehind.com/evergreen-post-tweeter/
【Sign in with Twitter】のボタンをクリックし、Twitterアカウントへ連携しようとしました。
【連携アプリを認証】ボタンをクリックすると、
ページが存在しません。というページになってしまいました。twitterの連携方法がアップデートし変わっていて、プラグインが対応していない為だと思われます。Evergreen Post Tweeterは、使えないので注意して下さい。
Revive Old Post (旧 Former Tweet Old Post)
WordPressプラグインページhttps://wordpress.org/plugins/tweet-old-post/
プラグイン公式ページhttps://revive.social/
WordPress管理画面の【Revive Old Post】を開く。
【 General settings 】タブを開く。まずは、一般設定を決めます。
- Minimum interval between shares:投稿間隔を時間単位で入力します。分刻みで入力したい場合には、小数点を使います。
- Minimum age of post to be eligible for sharing:投稿の対象となる最低有効期間
- Maximum age of post to be eligible for sharing:投稿の対象となる最大有効期間
- Number of Posts to share:同時投稿数
- Share old posts more than once:過去に共有した記事を再投稿する場合にはチェック。
- Google Analytics Campaign Tracking:Googleアナリティクスでトラッキング。
- Exclude/Include Specific Categories:対象となるカテゴリ、除外するカテゴリの選択
【Post Format】を開く。次に投稿形式を決めます。
- Post Content:タイトルのみ、タイトルと本文など
- Length:文字数
- Post Content Custom Field:カスタムフィールドからテキストを取得
- Additional Text:追加するテキスト
- Additional Text At:追加テキストの挿入場所
- Include Link:リンクを含むかどうか
- Fetch URL From Custom Field:カスタムフィールドからURLを取得
- Use URL Shortner:短縮URLを使用
- Hashtags:ハッシュタグ
投稿形式はデフォルトでいいと思います。
【Account】を開きます。
Twitterアカウントの追加
次は、SNSアカウントを連携します。
Twitterの【Add Account】をクリック。
Twitterの【連携アプリを認証】をクリック。
Facebookアカウントの追加
Facebookの【Add Account】をクリック。
https://developers.facebook.com/apps/へ移動。
表示名、連絡先メールアドレスを入力し、カテゴリを選択。【アプリIDを作成してください】をクリック。
開発者向けFacebookのダッシュボードに記載されている【アプリID】と【app secret】をコピーして、Revive Old Postの入力ページに戻り、貼り付けます。
開発者向けFacebookへ戻り、「Facebook SDKのクイックスタート」にある【プラットフォームを選択】をクリック。
【ウェブサイト】を選択。
Tell us about your website の Site URL に【WordPRessURL/wp-admin/admin.php?page=TweetOldPost】を入力し、【Next】をクリック。
サイト上部にある【Skip Quick Start】をクリック、左メニューの【設定】へ移動します。
アプリドメインに【WordPRessURL/wp-admin/admin.php?page=TweetOldPost】を入力。【変更を保存】します。
Revive Old Postの入力ページに戻り、【Authorize App】をクリックします。
Facebookへ【ログイン】します。
Facebookに投稿する許可と投稿の共有範囲を選択します。【公開】にして【OK】>【OK】。
Revive Old Postの入力ページに戻り、連携させるfacebookページを選択します。
自動ランダム投稿を開始
自動ランダム投稿を開始する前に、テスト投稿でちゃんと動作するか確認してみます。
【See Sample Post】をクリック。
【Share now】をクリック。直ぐに反映されていました。【Log】タブを開くと、投稿履歴が残っています。
最後に【Start Sharing】をクリックで、自動ランダム投稿が開始されます。
ページの右側に次の投稿スケジュールが表示、カウントされています。
NextScripts: Social Networks Auto-Poster
WordPressプラグインページhttps://wordpress.org/plugins/social-networks-auto-poster-facebook-twitter-g/
プラグイン公式ページhttp://www.nextscripts.com/social-networks-auto-poster-for-wordpress/
WordPress管理画面の【設定】>【{SNAP} Social Networks Auto Poster】を開く。
Twitterアカウントの追加
【Your Social Networks Accounts】タブの【Add new account】を選択。
Add New Network:【Please select network…】のドロップダウンからTwitterを選択します。
Twitterアカウントを連携するためにAPIkeyなどの入力を求められます。
右上の青文字リンク【Detailed Twitter Installation/Configuration Instructions】に導入手順が記載されています。英語ですが、画像に矢印が書いてあり、わかりやすいと思います。
- Your Twitter URL:
- Your Twitter API Key:
- Your Twitter API Secret:
- Your Access Token:
- Your Access Token Secret:
tiwtter API key と Access Token の取得方法
【https://apps.twitter.com/】へ移動し、【Create New App】をクリック。
【Application Detail】の
- Name:任意の名称
- Description:説明文。どこに何の目的で利用したAPIkeyなのかを忘れないために記入
- Website:APIkeyを使用するウェブサイトのURL
を入力し、【Yes, I have read and agree to the Twitter Developer Agreement.】にチェックを入れ、【Create Your Twitter application】のボタンをクリックします。
【Keys and Access Tokens】タブを選択します。
下にスクロールし、【Create my access token】のボタンをクリックします。
Social Networks Auto-Poster のtwitter設定方法
Application Settingsの【API Key、API Secret】をコピー。Social Networks Auto-Posterの twitter APIkey 入力ページへ戻り、ペースト。
Your Access Tokenの【Access Token、Access Token Secret】をコピー。Social Networks Auto-PosterのAPIkey入力ページへ戻り、ペースト。
【Attach Image to Twitter Post】にチェックを入れると、Twitter投稿にアイキャッチ画像が設定されます。↓
NextScripts: Social Networks Auto-Poster の機能は、【WordPress投稿時にSNSにも連動投稿する機能】と【過去記事を定期的にランダム投稿する機能】があり、両方とも初期設定では無効になっています。
今回はランダム自動投稿のみを有効化します。
Account Infoのタブの横にある【Advanced】タブを開き、過去記事のランダム自動投稿を設定します。
【Auto Reposting】で設定していくのですが、注意書きがあります。
Please note: This feature is depreciated,no longer supported and will be replaced with something much better in the upcoming SNAP Version 4
翻訳:注意:この機能はすでにサポートされておらず非推奨、今後のSNAPバージョン4でより良いものに置き換えられます。
もしかして使えないのかと思いましたが、結果から言うと問題なく動作しました。ですが、NextScripts: Social Networks Auto-Poster をバージョン4.0以上へアップデートさせる際には注意が必要ですね。
【I understand that this feature is provided “as is” with no support and might not work correctly.】をクリックします。
翻訳:この機能がサポートされておらず、正しく動作しない可能性があることを理解しています。
- 【Repost existing posts every】で、過去記事をランダム自動投稿する間隔を設定します。
- 【Older then ◯Days and Newer then ◯Days】で、ランダム自動投稿する範囲を設定します。翻訳:◯日前より古く、◯日前より新しい。
- 【When finished】で、いつ終了するかを設定します。繰り返しでいいので、【Loop it. Reset and Start from the begining 】にします。
保存して、完了です。
次の投稿スケジュールは、【Next post will be】に日時が表示されています。
Facebookアカウントの追加
【Your Social Networks Accounts】タブの【Add new account】を選択。
Add New Network:【Please select network…】のドロップダウンからFacebookを選択します。
Facebookアカウントを連携するためにFacebook App IDなどの入力を求められます。
右上の青文字リンク【Detailed Facebook Installation/Configuration Instructions】に導入手順が記載されています。英語ですが、画像に矢印が書いてあり、わかりやすいと思います。
- Facebook URL:
- Facebook App ID:
- Facebook App Secret:
Facebook App ID と App Secret の取得方法
【https://developers.facebook.com/】へ移動し、右上のアカウントにあるドロップダウンから【新しいアプリを追加】をクリック。
項目を入力し、【アプリIDを作成してください】をクリック。認証画像を選択して、【送信】します。
開発者向けFacebookの管理画面が開くので、左メニューの【設定】。表示名やアプリドメインなどを入力し、【プラットフォームを追加】のボタンをクリックします。
プラットフォームを選択から、【ウェブサイト】を選択。サイトURLを入力し、【変更を保存】します。
左メニューの【アプリレビュー】を開き、「○○(アプリ名)を公開しますか?」のスイッチを【はい】に切り替えて表示されたポップアップの【確認】をクリックします。ステータスが【アプリの現在のステータスは「ライブ」で、公開されています。】となっていれば、OKです。
Social Networks Auto-Poster のFacebook設定方法
【アプリID】と【app secret】を Social Networks Auto-Poster のFacebook App ID入力ページへ戻り、ペースト。
Facebookへの投稿テキスト形式が初期設定では英語になっているので、変更します。
New post (%TITLE%) has been published on %SITENAME%
↓
%TITLE% | %SITENAME%
【Post Type:】では、Facebookへの投稿レイアウトが選択できます。以下のような違いがあります。
- Text Post – just text message
- Image Post – big image with text message
- Text Post with “attached” link
【Authorize Your Facebook Account 翻訳:Facebookアカウントを承認】をクリックします。
ログインして、共有範囲を【公開】にして、【OK】します。
twitter設定と同様に、【WordPress投稿時にSNSにも連動投稿する機能】と【過去記事を定期的にランダム投稿する機能】があり、両方とも初期設定では無効になっています。
Facebookもランダム自動投稿のみを有効化します。
Account Infoのタブの横にある【Advanced】タブを開き、過去記事のランダム自動投稿を設定します。
【Auto Reposting】で設定していくのですが、twitterと同様に注意書きがあります。
Please note: This feature is depreciated,no longer supported and will be replaced with something much better in the upcoming SNAP Version 4
翻訳:注意:この機能はすでにサポートされておらず非推奨、今後のSNAPバージョン4でより良いものに置き換えられます。
結果から言うと問題なく動作しました。
【I understand that this feature is provided “as is” with no support and might not work correctly.】をクリックします。
翻訳:この機能がサポートされておらず、正しく動作しない可能性があることを理解しています。
- 【Repost existing posts every】で、過去記事をランダム自動投稿する間隔を設定します。
- 【Older then ◯Days and Newer then ◯Days】で、ランダム自動投稿する範囲を設定します。翻訳:◯日前より古く、◯日前より新しい。
- 【When finished】で、いつ終了するかを設定します。繰り返しでいいので、【Loop it. Reset and Start from the begining 】にします。
簡単に設定しました。【Repost existing posts every】にチェックを入れ、投稿間隔を入力。【Older then ◯Days and Newer then ◯Days】にて日付範囲を決定し、【When finished】を【Loop it. Reset and Start from the begining 】にして、【Update Settings】で保存します。
もう一度開くと、次の投稿スケジュール【Next post will be】に日時が表示されています。
以下のように投稿されていました。↓
まとめ
一番かんたんに導入できるのは、Revive Old Post でした。Social Networks Auto-Poster は、連携のたびにアプリを作成し、コピペが必要で手順が多かったです。Buffer Connector – HYPESocialは、導入に少し手順が多いですが、「アクセス解析」や「時間別アクセス量に応じたスケジュールの最適化」など細やかな設定が出来て他にはない機能があります。Revive Old Post か Buffer Connector – HYPESocial を導入すると間違いないと思います。
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