目次
MakeShopとWordPressを連携させる機能
WordPress連携オプションとは、MakeShopドメインのディレクトリ内にWordPressを表示させる機能です。
別サーバーで用意したWordPress(例:http://ワードプレスドメイン.com)をメイクショップに作成されたディレクトリ(例:http://ショップドメイン.com/blog/)へ同期(トレース)させます。
wordpressの管理自体はhttp://ワードプレスドメイン.com/wp-admin/で行い、表示URLがhttp://ワードプレスドメイン.com → http://ショップドメイン.com/blog/へ写し書きされます。
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MakeShopのメリットとデメリット
メリット
日本で一番売れているショッピングカートで、年間流通額が業界No,1。※日本ネット経済新聞調べ
利用者が多く、マニュアルやFAQも充実しており、検索すれば答えがすぐ出てくるので使い方に困らない。
高機能ASPでネットショップの構築や運用するために必要な機能が揃っている。
特に、利用可能な決済方法が多い点と販売窓口を増やすためのアフィリエイトやショッピングモールへの出店が簡単な点が良い。
デメリット
商品以外のページを作成することは出来るが、記事投稿については機能が物足りない。
WordPressのメリットとデメリット
メリット
世界で一番使われているCMSで、Googleの検索エンジンを開発する部門の責任者マット・カッツも「SEO(サーチエンジン最適化)の手法の80%~90%に対応するように作られている」と発言し、お墨付きを得ている。
まず、記事投稿のしやすさ。
プラグインでカスタマイズすることも出来て、何より使って楽しいので、
効率よくサイトボリュームを増やせる。
もちろん、SEO対策のために必要な機能もプラグインで追加することが出来きます。
内部リンクを張り巡らすことが出来るカテゴリーやタグなどのタクソノミーもSEO対策に有効。
商品についての記事を増やして、商品ページへのリンクを貼っていけば、ネット広告を使わずとも、流入アクセス数を増やせる。
【WordPressプラグイン】ブログ執筆が捗る!テキストエディタ環境とプラグインを徹底比較
デメリット
WordPressには、ショッピングカートプラグインWooCommerceなどもあるが、海外発のプラグインなので日本の形式に合わせるためには労力がかかる。
クレジット決済なども手軽に導入できるのはpaypalくらい。
それぞれの強みを生かす
商品の追加や在庫管理、カートや決済、メールの自動配信や顧客へのメール対応などの運用はMakeShopで、
商品へのこだわりや品質の良さ、商品の使い方や購入することで生活がどう変わるかなどの記事を増やしていくにはWordPressで、
それぞれの機能を上手く使うことで販売と集客を分離して管理することが出来て、効率よくショップ運営が可能になる。
ネットショップは拡張性の高さが重要
ネットショップを開設するにあたり、最初からすべての決済方法や集客ツール、様々な機能を実装している上級プラン(カスタムMakeShopやプレミアムショッププラン)を導入するのはランニングコスト面でリスクが高いですし、まず基本を理解する上でも限られた機能で運用するのが良いと思います。
ですが、販売規模に応じて「登録可能商品数を増加させたり、ネットショップのデザインをオリジナルに変更したり、販路拡大させる為のモール出店やネット広告への掲載する」拡張性が必要になってきます。
ある程度、コンテンツが増えてから機能やサービスに物足りなくなってネットショップを変更したい場合、通常のウェブサイトやWordPressのサーバー移動のように簡単には出来ませんし、ネットショップによってURLのパーマリンク構造が違うのでSEOの評価を引き継ぐにも難しく、積み上げた実績が1からスタートになってしまうこともあります。
状況に応じて選べる機能とプランの切り替え、日本で一番売れているショッピングカートだから販売規模が大きくなってもアクセスや処理に耐えるサーバーと、多くの注文を管理し配送までを処理できる操作性があれば、スタートアップから軌道に乗るまで、更に拡大と運営していくことが出来ます。
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記事読ませて頂きました。
サイトをWordPressで構築し、【カートに入れる】ボタンをクリックしたらメイクショップに飛ぶ形にしていた場合、以下の質問があります。
①メイクショップのショップURLを変更した場合
→WordPress側の【カートに入れる】ボタンの遷移先も変更しなければならないかと存じますが、WordPressとメイクショップを連携していれば、ボタンのリンク先も自動で変更されるものでしょうか?
それとも、WordPress側にも何か手を加える必要がありますでしょうか。ご教示ください。
SATさん、こんにちは。
MakeShopのWordPress連携オプションは、同じドメインでメイクショップとワードプレスの両方が使えて、サイトボリュームを増やすのに便利ですが、システムは別物です。相互のデータが連動するものではありません。
質問が2つあります。もしお分かりでしたら教えていただければ幸いです。
1)MakeShop + WPの環境で全ページをSSL対応化させることができますか。
2)リダイレクトをさせられることができるとすれば、WordPressで作ったメールフォームなども動作しますか。
私の環境では、
1)Yes
2)No
です。
abtrassさん、こんにちは。
メイクショップは常時SSL化を2018年6月14日に再開しています。
参照:http://ms-manual.makeshop.jp/ssl/
WordPressを常時SSL化するには、導入しているレンタルサーバーによります。
後は、メイクショップ側の連携の問題だけですので、メイクショップのWordPress連携オプションのお問い合わせ電話番号へご確認ください。
WordPressのメールフォームなどデータをやり取りする場合は、転送元のURLでしか機能しないので転送元をすべてリダイレクトせずに生かしておくと便利です。
お返事くださりありがとうございます。
> WordPressのメールフォームなどデータをやり取りする
> 場合は、転送元のURLでしか機能しないので転送元をすべて> リダイレクトせずに生かしておくと便利です。
ご案内いただいたこの方法しかないですね。
おっしゃるとおり、サイト全体を一括でリダイレクトさせておいて、フォームだけをリダイレクトさせないという設定にしなければなりません。
その場合は、2つの問題が生じます。
1)新しくフォームを作るたびにリダイレクトをさせない設定を加える必要があります。
2)フォームのページはリダイレクトをさせないので、
httpとhttpsの両方のURLでアクセスできてしまいます。(2つのURLがあるかのようです)
フォームだけはSSLにしておかないと!というニーズに応えるためには、リダイレクトができないのは痛い気がします・・・。
問い合わせフォームはMakeShop側で運用するという方法もありますがフォームの自由度が下がり、これもまた辛いところです・・・。
ご案内くださりありがとうございました。
先ほどの転送元のURLはhttpsのことなので、httpからhttpsへは、すべてリダイレクトします。
「http→https→makeshopの転送先ディレクトリ」の内の
「https→makeshopの転送先ディレクトリ」の部分のリダイレクト設定を
プラグインのRedirectionでコントロールすれば上手くいかないですか?
makeshopの転送先ディレクトリからhttpsのお問い合わせフォームへ誘導する流れで。
1行目と3行目のおっしゃっている意味がわかりませんでした。すみません。
ちなみにMakeShopに問い合わせてもご案内はいただけませんでした。
Redirectionで、細かくリダイレクトの設定をすることは可能です。ただしMakeShopが読み込んでいる、WordPressのフォームのページはhttpとhttpsの両方で通信できる状態にしておかないとフォームは(Contactform7などAjaxを利用する場面で)正しく動作しないです。
httpの通信環境の残してあげなければなりません。
したがって以下の問題が残ってしまいます。
その場合は、2つの問題が生じます。
1)新しくフォームを作るたびにリダイレクトをさせない設定を加える必要があります。
2)フォームのページはリダイレクトをさせないので、
httpとhttpsの両方のURLでアクセスできてしまいます。(2つのURLがあるかのようです)
Ajaxが絡むと動作しない可能性があるようです。Contactform7はAjaxを使用しない方法で利用ができることがわかりました。
WP側の全ページをhttpsにリダイレクトさせかつ、フォーム類はAjaxを利用しない、ということで運用できることがわかりました。
なおMakeShopからサポートどころかヒントすら得られませんでした・・・。
Ajaxの通信ができないんですね。勉強になりました。
WordPress連携のサポートは、あまり理解度が無いようですね。お名前.comの共用サーバーSDでは、スペックが足らずにサーバーダウンを頻発していましたが、サポートに問い合わせても答えが返ってこなかったです。導入するときは、エックスサーバーなど処理速度の安定したレンタルサーバーをお勧めします。